作業の幅のおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

昔よくやったGPZカスタムの一つ

シートレールのかち上げ

今回は
元々、かち上げされた車両の作業で
かち上げをSTDに戻すという依頼でした。

 

かち上げの方法を見ると


M8 2本で取り付けされるべき所を1本のボルトで
位置をずらして取り付けされています。

本来は↓


これが正解

 

そして、もう一か所の取り付けは、どうなっていたか?
というと


2本で取り付けられていますが
ネジを外すと↓


長穴になって、位置をずらせるようになっていました。

人の体重を支える所ですからね・・・・

 

この方法でのかち上げは、強度的にも不安があり
危険と判断して

お客様と相談してSTDに戻すことになりました。

 

以前、頼まれてGPZのかち上げした時は
こうやっていました


ネジ穴を長穴にするのではなく

ずらしたい分を丸くカットして↓


そこに製作したM8のカラーをあてがい↓


これを、溶接して取り付け部を作っていました。

もう一か所の取り付け部は

最初の方の写真のように、ねじ1本止めでは不安なので

取り付け部(シートレール側)を延長して
2本でしっかり固定できるように作り変えていました↓

これならシートレールの固定は大丈夫だと思います。

 

他には、シートレールをぶった切って作り変えたことも有ります。



すげー古い写真を引っ張り出してきてしまいましたが

今日のまとめ

GPZのシートレールかち上げが
どうのこうのではなく溶接機があると
「加工の幅がひろがりますよ」ってこと
それは、安全面でもです。

溶接機のある量販店は少ないと思います。

溶接することで、安全が確保できる。
溶接することで、ネガな部分を解消できる。
溶接することで、自分のカスタムの理想に近づく
溶接することで、思いをかたちにできる!

溶接で何とかなりそう!
と思ったら

なんでも、相談してくださいね。

 

ちなみに
今日もサイドスタンド加工(溶接作業)の
お客様の予定がはいっています。

 

それでは、また来週 ごきげんよ~

 

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