販促部 ヒロ伊藤です。
今日は、先週の全日本第3戦オートポリスラウンド
の結果報告をしようと思ったのですが、写真がまだ届かないので
来週、報告させていただきます。
そこで!!
先日、鈴鹿で「これは!」と思う、すごい物を見たので
「これ絶対欲しい!!」と自分でも作ってみました!
さて? なんでしょうか?
今回は、設計図もなしで鈴鹿で見たものを(イメージだけで)
見よう見まねで製作していきます。
うまくいったらいいな~ぐらいの感覚でスタートです。
いつものように、材料集めから
端材を拾ってきて
適当にガ・ガ・ガ・ガ・ガ~って切って(のこぎりの音)
ダ・ダ・ダ・ダ・ダ~って穴開けて (ドリルの音)
これは、行きつけのねじ屋さんで買ってきた
寸ぎりボルト(600円)と、でっかいナット(150円)↓
あとは、要らなくなったサイドスタンドをちょん切ったり
カラーなど細かい物を作って
これらを、ジ・ジ・ジ・ジ・ジーって引っ付けていきます。(溶接の音)
ナットをプレートに溶接
筒とプレートを溶接
どんどん、溶接していき全て完了↓
ここから、プレートを板に固定
ちなみに板は、昔アクティブさんがやっていた
ハイエースのフロアーパネルの端切れ(17年ぐらい前の物)
あとは、加工・溶接した物を組み立てるだけ!
ゴルゴ13がライフルを組み立てる感じで組んでいきます。
寸ぎりボルトをねじ込み↓
スプリングを入れて
スプリングのガイドは、ゲイルスピードホイールの
要らなくなったカラーを利用
スプリングのあとに筒を入れて(武器みたいになってきた?)
最後に、ワッシャー・ナットで固定
そして、この栓抜きのようなパーツ↓を棒に通せば
見事に完成↓ ゴルゴ13が使う武器みたいでしょ!
これ!いったい何に使う武器かと言うと
ここで、真打登場。 じゃじゃじゃじゃ~ん(スパースター登場の音)
ゴルゴ13かと思ったら。↑
バイク博士川瀬マンでした!
試しにこの装置、川瀬マンに使ってもらいました!
爆発するといけないので
STK45(スペシャル・ツール・川瀬・45歳)で実験しました!
ゴルゴ13がデューク・トウゴウと2つ名前があるように
バイク博士川瀬マンも
STK45と2つ名前を持つ・すげ~やつ
目も、スナイパーの目になっています!
冗談は、ここまでにして
もう、何かわかりましたよね!
何を作ったかと言うと武器ではなく
バルブスプリングコンプレッサーでした!
今までは、16個のバルブを、このような道具で↓
一つずつ、こうやって苦労して↓
スプリングを縮めてコッタを外して、バルブを外していました。
この角度だとコッタがうまく外れなくて
イライラしていたメカニックも多いと思います。
(2つの小さいパーツがコッタ)
この、イライラを一発解決
時間もウソのように早く、16個のバルブを外すことができます。
あっという間にバラバラになったハヤブサのヘッド↓
すげー早さで、バラバラになったR6のヘッド↓
試しにと思って作りましたが、意外にうまくいったので
嬉しくて、2つも続けてヘッドをばらしてしまいました!
今までの、苦労がウソのようです!
これ すげ~でしょ!
バイク博士川瀬マンも大絶賛でした!!
川瀬マンに褒められると
わたくしも自信になります!
メカニックにしか、わからないと思うけど!!
これは
自分では絶対に思いつかないS・S・Tです。
いままで、バルブを外すのは大変だと、いつも思っていましたが
そんなものだと思って作業していました。
それを、ちょっとした工夫でこんなのが出来るんだから
考えた人はすごいなーと感心しました!
あとは、色々な物を見るということは
とても大切だと改めて感じました。
そして、それを自分のものにしていければ良いのだから。
それでは、また来週 ごきげんよ~