BFFからM1Rのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

 

超~スゲー衝撃を受けました。
それも
打撃系(痛い系)の衝撃ではなく、感動系の方です!

SHOWA バランスフリー Z900RS用 前後サスペンション↑
しゃぼん玉では、在庫していますよ!

 

実は、このサスペンションを装着した車両に乗ったんですよ!!


乗り心地、満点!
路面への追従性がとにかくすごい!

本当に、「でらいい!」って言葉しか出てきませんでした。

特徴や構造は、色んな所で紹介されているので
ここでは、説明しませんが

わたくしとしては
一回バラシて、自分の目で中身を見てみたいのが本音です。

メカニックなら当然のこと、でもバラスと怒られるものあるので注意が必要!

 

最新のフォークを紹介したところで今度は

 

今、わたくしが作業しているフォークを紹介

 


マルゾッキのフロントフォーク↑

80年代のフォークで、ドカなど外車によく装着せれていた
MARZOCCHI   M1R

 

最新SHOWA BFF
から
80年代MARZOCCHI M1R

この切り替えの早さが、凄くないですか?

 

実は、最初に紹介したBFFも
コンプ(圧側)からリバウンド(伸び側)への
切り替えがすごいんですよ!

 

わたくしも、その切り替えの凄さにあやかりたくて
ブログネタでマネしてみました。

 

そして、マルゾッキに話は戻り

なんと! インナーチューブは、φ41.7
オイルシールを探すのも大変・・・・

そして、上の写真のように右側のフォークだけボトムケースに
何かの調整機構付き

確かめようと思い


1から4までのダイヤルをいじって、ストロークさせてみましたが
コンプ(圧縮側)もリバウンド(伸び側)も変化なし

 

なんじゃこりゃと思い、とにかく分解してみました!


右側↑

 

左側↓


これを見て、またまた衝撃をうけました!

今度は、スプリングがバシッと手に当たった打撃系の衝撃波ではなく
驚きの方の衝撃です!

 

左側のフォークのシリンダー(テーパーになったアルミの棒)

これじゃ減衰は出ないじゃんと思い

 

国産で言うインナーチューブ側のフリーバルブがどうなっているか
チェック↓


ただのアルミが入っていただけ

うまく説明できないので(絵を描けばいいんだけど)

僕の手がインナーチューブだと思ってください。↓


インナーチューブ(手)に固定されたアルミのカラーと
シリンダー(アルミの棒)の隙間にオイルが流れることで
減衰力を出しますが、こんなに隙間があったらほぼ減衰力は出ません。

 

でも、ここからストロークしていくと↓


最後は隙間がほとんどなくなりました。
左側のフォークは、フルボトム近辺でオイルロックさせて
減衰力を急激に立ち上げているようです。

国産のオイルロックピースの役割ですね。

左側フォークでは、圧縮時の最後の減衰をだすだけで
伸び側の減衰は出していないことがわかりました。

 

このフォークの肝になるのは、右側↓


どうやってオイルが動き減衰力を出しているのか?

最初に確認して変化のなっかったアジャスターは一体?

 

ちょっと見ただけでも

シリンダーが見たことのない2重パイプに↓


アジャスターはスプリングイニシャルで調整するもの↓

そして、これも見たことのないものがボトムケースの最深部に
装着されていました。

最深部から取り出したところ↓


インナーチューブのフリーバルブもどき?も↓


肝心の右側のフォークについては、長くなってしまうので

次回また報告しますね。

 

興味のある人は、見てくださいね。

 

国産はフリーバルブが外れないけど、マルゾッキは外れる
そして
80年代のフォーク
オイルの流れ・減衰力・・・・・・

 

こんなことに興味のある人は
はっきり言って

変態ですよ

そして

病んでますよ

 

それでは、また来週  ごきげんよ~

 

 

 

 

 

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