磨くのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

前回は、クランクシャフトをラッピングしましたが
当然それに合うメタルも処理します。

処理したメインメタルとコンロッドメタル達↓


これらを組んでいくんですが

 

その前に

今回はシフト機構も処理します。

まずは、ギアを移動させるシフトフォーク↓

上の写真で赤丸の部分がシフトドラムの溝を移動します。

下の写真の赤丸部分がギアにはまります。



構造なんかわからなくても、要はここが少しでも引っ掛かると
シフトチェンジに影響が出るということ

ここは、するするとスムーズに動く必要があるということです。

そのために、磨きます!

磨いたあと


赤い丸が付いた写真と見比べれば違いがわかりますよね。

このシフトフォークが移動するシャフトも当然みがきます↓

右が磨いたシャフトです。
このシャフト上をシフトフォークが
するする動きますよ!

シフトドラムも↓


シフトフォークが移動する溝は全て磨きます。

引っ掛かりなどなくスムーズに移動するように↓


このような細かな作業が、シフトタッチの向上につながると思い

こそこそとパーツを磨いています。

引っ掛かりなどないスムーズに動くシフト機構があってこその
ミッションですね↓


エンジンというと、どうしても
ピストン・カムシャフトのパーツや圧縮比や馬力がフォーカスされがちですが

「シフトフィーリング」って
とっても大切だと思います。

それでは、また来週 ごきげんよ~

 

 

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