毎度です、川瀬です。
いやー、言いたくないですがホントに暑いですね。
先日ドック入りしていたR25を引き取りに小牧まで行ってきましたが
帰路が半端なく暑くて250ccでもガンガン熱が上がってくる状態に、
これがビッグバイクだったらと思うとゾッとする暑さでした。
さて、当然人間が暑ければバイクも暑いわけです。
水冷エンジン車両は冷却水の状態が重要なのですがラジエター液は何をやっているのか?
勿論エンジンの熱を奪って大気中に放熱しているのですが、
ただの水道水だと循環中の圧力変化でキャビテーション(泡立ち)により熱交換率が下がり、
エンジンの部品が錆びてしまい、氷点下(気温0℃)で凍結してエンジンを破壊してしまいます。
そうならないようにラジエター液には不凍液や消泡剤や防錆剤が入っています。
この添加剤の性能は当然どんどん落ちていくので一番いいのは定期的な交換なのですが
新車から数年ならクーラントブースターという手もあります。
また、どうせ交換するならより高性能な冷却水に交換もありですね。
この異常な暑さの中頑張ってくれている愛車の負担を少しでも軽減するために
見落とされがちな冷却水に注目してみてくださいね。
それではこの辺で、
川瀬でした。