こんにちは
CAD店長です。
最近はCADひかずにメカばっかりやってます。。
さてさて
今日は先日ヘッドカバーパッキンを発見したせいでやりたくなったバルブクリアランスの調整。
マニアな話になりますがやるとやらないのでは大きな違いが発生します。
全てがノーマルの車体であっても、、
まず
バルブクリアランスというのは
絶対に
乗れば乗るほど、狭くなるもの。
狭くなるとどうなるか。
だんだん狭くなる場合は気づきにくい物ですが、一度クリアランス調整を「なんとなく行い」規定値ギリギリに収まっていればいいかと規定値の下限で合わせてしまった時は、ギクシャクしてしまいとても乗れたものではなくなった経験があります。
なので、私は規定値上限のマイナス0.01ミリを基準に全体を合わせることにしています。
さて、まずは計測します。
ペンと電卓は本当に脳みそが疲れるので、エクセル先生に頼ります。
そして、この表でおや??と思った人は鋭い人
計測はシックネスゲージで行いますが、これも色々なことを言う人がいますが、私が欲しいのは0.01mm程度の話なので、
単純に 0.16ミリがはいって 0.17ミリが入らないなら0.16ミリと言う計測方法で統一しています。昔は豆腐を切る感覚とか言うのもありましたがw w w
また計測時も本当はダメなのですが、0.01ミリ刻みのゲージがを持っていない場合は2枚合わせて使うのですが。。
0.05+0.12=0.17mm
といった感じですが、これも
0.01の様な薄いものは使わない(クニャっと曲がって悪くなる)
0.02+0.15=0.17mm
といった別の組み合わせの0.17mmを使わない
など自分なりのですが、ルールを設けた上で計測を行います。
結果16枚のバルブのうち
3枚が規定値外
でした。
しかし私はピッタリあったあのフィーリングを知っている男www
全て自分の数値に合わせます。
上記EXは0.19 inは0.14に持っていきます。
そうすると14枚がアウトw w w
その次はダイアルゲージがないのでノギスになります。
急に感覚の話にw w w
いーんです。この方法の範囲内で自分が気持ちいいと思えるフィーリングを出して来たのでw w w
ですが、一応の話。
ド新品のシムが数枚あるので、デジノギで挟み新品のシムの数値になる感覚を数回行い覚えます。
デジノギは計測する時のおさえ方で数値が0.01簡単にズレるので、新品未使用の3ミリのシムを、3ミリが出るように抑える感覚を覚えます。
さて、そこからは耐久戦w
上の写真は表記は2.70ですが、正確(であろう)デジノギのクセを補正して、計測すると、2.68になります。
これをすることで、ex0.19 in0.14の隙間を狙いにいきます。
そう。
表を見ておや?と思った人、、現状シムでそんな数値あるのか??が正解です。
上記方法にて、すり減った分を補正してるのです。
でもカムはシムの全面当たっているわけじゃないので、こんな減り方するのはおかしいですよね。真ん中が凹んで周辺は減らないはずなのだが、、
まぁそれは見ないふりをします。
シムの厚みが重要なのではなく、最終的に計測したクリアランスが重要なわけですからw w w
同じルールを持って行うことが重要という話をしたいだけです。
でも今回2.74だったかな?末尾0.04のシムを初めて見た。0、2、5、8しか見たことなかったのでちょっと嬉しかった。。と言う
本当に理解され難い話でした、、
そして最終的には0.2は入らないけど0.19は入るというところを狙いにいきます。
それでは本日はこの辺で、、