販促部 ヒロ伊藤です。
わたくしの中で、これだけは絶対に
手を出してはいけないと思っていたネタなのですが・・・・
解禁します!(でも、ちょっとだけ・・)
バイクの右側・クランクから
はえている物体↓
何か・わかりますか?
左側は、エアークリーナーが側面にむき出し↓
そして、タンクを持ち上げると↓
本来エアークリーナーボックスがあるべき所には
インタークーラーとブローオフバルブ
そう!です。
このマシン 過給機つき車両なんです。
最初の写真は、スーパーチャージャーだったんです。
後付け、スーパーチャージャーなので、
スーパーチャージャーを潤滑する為のオイルも
オイルクーラーを専用に取り付け冷却↓
バイクはスペースがないので、アッパーカウルの中に仕込みましたが
これだと、風が当たらないのでダクトの中に仕切り板を作って
風を導くようにしてあります。
このほか、狭いスペースに工夫しながら色んな物つけて
マシン作っていきました!
タンクに穴開けたり、溶接はあたりまえ・・・・
でも、一番苦労したのは、ECUセッティング↓
スーパーチャージャー対応のマップがあるわけないし
SHBONDAMA・ECU・チューニング
SEチューニングでセットしていきました!
使ってないセンサーなど作動させないように
変な補正がかからないように
燃調マップ・点火マップ・セカンダリーバルブの作動マップ
プライマリーとセカンダリーインジェクターのバランシングマップなど
めっちゃ大変!!
それで、この車両
300PS オーバー (恐ろしすぎる!)
そう!
ドラッグレーサーなんですよ!
わたくし、ゼロヨンのことは
よくわかりませんが!
どこかのサーキットの2輪の部のレコードホルダーのようです。
ライダーのスキルも凄い高いようです。
(じゃなきゃー、300馬力のバイク乗れん)
ゼロヨンなので
SEチューニングで
1速はマイルドに2速からはフルパワーのセットにしてあります。
このような味つけが出来るのもSEチューニングのいい所ですよね!
で・・・・・!
ここで、今回の作業依頼は
作ったのは何年も前なので、配管周りのシリコンホースとバンドの交換
せっかくの過給の圧が逃げたらもったいないですからね。
そして、メインイベントは
エンジンのバルブ交換
現車はチタンバルブが標準装備
これを
耐久性を持たせるために鉄バルブに交換の作業
チタンバルブだとバルブスプリングも1本でロスも少ない。
鉄バルブだとスプリングも2本仕様で
フリクションは増しますが、耐久性重視!
300PSも出ているので
パワーは、「もー・いーでしょー作戦」
鉄バルブで完成したヘッド↓ これ組んでいきます。
鉄バルブ・鉄バルブって書いてきたけど・・・
インレットバルブは磁石に引っ付く
エキゾーストバルブは磁石に引っ付かない
値段も、ちっちゃいエキゾーストバルブの方が高い。
エキゾーストバルブの材質ってなんなんだ~。
誰か教えてー
また、スーパーチャージャー報告しますね。
なぜなら、もう一台 頼まれたから
それでは、また来週 土曜日に ごきげんよ~