販促部 ヒロ伊藤です。
ホイールカラーの加工の依頼がきました!
とりあえずカラーを抜くことからですが
ホイールに傷をつけないように、緩衝材に切り込みを入れて養生します。
切り込みを入れるだけで、カラーだけが
「こんにちは!」って顔を出すので安心して作業できます。
そして、ベアリングプラーを使って外したカラーが↓こちら
採寸の結果
赤いやじるしのところを、青い線のところまで削りたいのですが
旋盤で削るには、ここ↓
黒しやじるしのところを、旋盤にチャックしなければなりません。
たった2mmないぐらいの所を・・・・・
つかみしろが少ないと
センターも出せないし、ものが振って正確な寸法で削れないばかりか
危険なので
即席で治具を製作します。それがこれ↓
この、えぐった部分に削りたいカラーの薄い部分を入れて
旋盤でチャックする作戦です。
セットすると、こんな感じです↓
これで、カラーが吹っ飛ぶこともなく、正確に安全に切削できます。
このような、治具を製作すれば
薄いワッシャーなどの内径や厚みなどの寸法を変えて
狙いの厚みのシムも製作できます。(限界はありますが)
ミッションを調整するシムの加工も可能です。↓
シフトタッチ、良くなりますよ
(ミッションのチューニング、これは武器になりますよ)
こんな、薄い物や変な形の物を旋盤でチャックして削るために
治具がこんなに増えました↓ (本当は、この倍はあります)
上のこれらは、よく使うヤツです。
ゲイルスピードのカラー各種や10mmのワッシャーなど専用
今日は、ただの一般的な旋盤作業の報告でしたが
この頃、なぜか?
旋盤でつかむ物や用途が少し変わってきました。
クランクシャフトをセットしてみたり↓
カムシャフトをセットしてみたり↓
ピストンピンをセットしてみたり
ここまで、くれば当然バルブも↓
ロッカーアーム式とは違い
カム山が、直接ここ(リフター)を押すんですよ。
直打式とか直動式と呼ばれています。
よって、リフターは常に上下運動を繰り返し
そればかりではなく、
カムが常に押すので一か所だけ押されていると、
そこだけが摩耗するので
それを避けるために、カムが少しセンターからズレた位置を押すことで
リフターが回転して、
同じところが常に当たらないようになっているんですよ!
だから、リフターは上下運動しながら回転もしています。
それが16個
そのフリクションを低減させるために、旋盤にセットして磨いています。
このあたりの、報告はまたしますね。(各パーツのラッピングなど)
細かい作業ですが、
一つ一つのpiece(ピース)を丁寧に仕上げ
組み上げる。大切なことです。
でも、
もっと・もっと大切なことが
今日一番伝えたいのが
こっちのpiece(ピース)ではなく
こっちのピース↓
そう、ピースサインのピース
(いぶきは、今日は友情出演)
peace(平和)
テレビをつければ、爆撃や負傷した方の映像
もう勘弁してほしいものです。
見るのもつらい、あのロシアのバカのせいで!
わたくしが、お金持ちなら
デューク東郷
またの名をゴルゴ13をやっとって
あのロシアのバカを仕留めてもらうんだけど・・・
peace(平和) 早く訪れてほしいものです。
「平和」 あのロシアのバカは
きっと「ピンフ」って読むんだろうな・・
あ~情けない・・・・・
被害にあわれている方、心よりお見舞い申し上げます。
それでは、また来週 ごきげんよ~