販促部 ヒロ伊藤です。
本当に本当に、よく作業依頼を頂きます。
GPZのアッパーカウルステー取り付け部の修理
「カウルが、ガタガタする。」 「メーターが、ガタガタする。」
写真のように、カウルを上下に動かしてみれば、すぐにわかります。
取り付けねじが、緩んでいるか?
取り付け部、フレーム側がこうなっているか↓
今回も、オーノー!ですよ
このステー取り付け部の修理問い合わせが
この頃、とっても多くなってきました。
どうかな? 月一ぐらいで作業しているかな。
やっぱウソ! ちょっと、もった!
でも、それに近いぐらいは作業しています。
今回の車両も、取り付け部の損傷が激しいので
壊れている部分を、ちょん切って
新しく、ブロックを溶接しました!
この取り付け部に、ステーが付きます。
それが、これ↓
今回は、メーター取り付け部も破損していたので修理しました。
そして
このアッパーカウルステーには
アッパーカウルはもちろん↓
ヘッドライト・ミラーX2↓
メーター↓(今回の車両はZZRメーター)
ビックラジエーター↓
これら全部のほかに
配線やリレーなんかも、引っ付きます。
これだけの物を支えていれば
そりゃ!年数が経てば折れるわ!
STDだとアンダーカウルやラジエーターステーが別にあるので
大丈夫なんですけど、カスタム車は注意が必要ですね。
損傷具合によって、修理方法が変わるので
走行可能であれば、一度ご来店していただき
損傷具合を確認させていただきたいです。
そこで、見積もりや納期などをお話できればと思います。
「GPZのカウル」つながりで!
おもしろい写真が出てきました。(ちょと古い)
Z1000↑
GPZのカウル↓
何をするか?
フレームに位置決め治具を作り固定
これを元に、さくさくっと作業していきます。
ステーにも仮溶接↓
フレーム側にも、取り付けベースを溶接して↓
位置を決めるためだけの、捨てるステーを製作して仮付け↑
カウルまでを一度、仮合わせ↓
位置が決まれば、どんどん溶接などして
作っていきます。
位置を出すのが、一番大変!
加工した、アッパーカウルステー↓
これを、フレーム側の取り付けベースに
2枚の板で挟んで固定
この方法だと、たった2枚の板を作り変えれば
位置を変えることが出来るのがグッドです!
出来上がったアッパーステー↓
GPZではない、レギュレーターやラジエーターキャップ周りも細工して↓
アッパーカウル内に
そして、ペイントしたアッパーカウルを取り付けると
自然でしょ!
何年ぐらい前? おそらく7~8年ぐらい前の作業だと思います。
GPZのカウルを他車種へ!
よく作業した気がします。
それでは、また来週 ごきげんよ~