販促部 ヒロ伊藤です。
今日は、昭和50年代のエンジン↓
勢いでここまで組んでしまいましたが
このエンジンは、カムチェーンが2本ある珍しいエンジンなんです。
上から見た写真↓
少し横から↓
右側、大きい方のギアについているのが、エキゾーストカムチェーン
これがクランクシャフトのギアにかかっていてEXカムを回転させます。
左側、小さい方のギアにかかっているのが、インテークカムチェーン
これがEXカムギアとINカムギアをつなぎインテークカムチャフトを回転させます。
カムチェーンが2本あるということは
テンショナーも2つあるということ
で!
40年ぐらい前のバイクですが、新品部品がまだ販売されているんですよ!
左は新品 右は40年頑張ってきたもの
ストッパーの部分が剥離して無くなっていました。
(オイルパンの中に落ちていました)
新品が出てよかったです。
数年前は、販売終了になっていたので
メーカーさんが再販してくれたのだと思います。
カムチェーン周りのパーツの再販
ホントに大助かりです!
今回、CBのエンジンでは
かなりのパーツがメーカーからまだ販売されていました。
でも残念なことにSTDピストンが販売終了・・・・
ピストンリングはありましたが
このエンジンのピストンは↓
でもパーツが販売終了なので
このピストンを修正して使用することにしました。
修正・WPCを施したピストン↓
同じものに、見えますか?
信じられないかもですが、2枚上の写真と同じピストンです。
新品に交換できるものは交換して
パーツがないものは、修正などを施して組み上げていきます。
バルブリフターなども↓
真ん中奥に、テンショナーが2つ、見えていますね。
リフターは上下運動しながら回転もするので
綺麗に処理した方が良いと思います。
最初の方の写真で、カムもラッピングされているの
わかりましたか?
もう一度、これです↓
ミッションなんかも、いろいろ処理したんですが
なんと?
ほとんどの写真が
ピンボケ
曇ったような写真ばかりでした。
もっともっと、いろいろな事をお伝えしたかったのですが
写真が・・・・・
次は、もっと撮影に頑張ります。
でも、40年も前のバイクの部品の供給があるって
素晴らしいですね。
オーナーが困っているであろうパーツを再販して
「いつまでも愛車に乗ってくれよ!」
っていうメーカーの気持ちはうれしいですね。
以前にネタにした。
CB750Kの再販されたマニュアルたち↓
オーナーズマニュアル・パーツリスト・サービスマニュアルなどがセットに↓
メーカーの思いが伝わってきますね
それでは、また来週 ごきげんよ~