2′10″までの道のり③のおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

前々回からS1000RRのSTD電子制御サスペンションを使用しての
挑戦を報告してきました。

11月20日報告のRサスのモデファイ
11月27日報告のステム・リンク周りの見直し

これで、アベレージも格段にアップして戦闘力を増したのですが
まだ他に何かないか?

そして、注目したのがフロントフォーク
左右のフロントフォークの中身↓

上は電子制御ユニットで左側のフォークの中に入っています。
これが減衰力を発生させてます。

下のカートリッジもどきは、右側のフォークに入っていて
一見、減衰力を発生させそうですが中身は↓

積層バルブ部にシムなし
これでは、減衰はでないので改造して減衰が出るように



ボトム部も改造してシムを積めるように↓

左側の電子制御だけではなく右側のフォークにも仕事をしてもらおうと
思ってやりました。

これで自分たちが、考えられることは全てやったような気がします。
大変だったけど・・・
でも、これでマシンもできた!


あとは、一番重要なライダーのモチベーション
やっぱり最後はライダー

そう!
ライダーもセッティングしないと!!

その、ライダーのモチベーションを上げてくれるのが!

ラップモニターのQスターズ↓


表示も大きくて、とても見やすい!
S1000RRにつけると
めちゃくちゃよく見えますね

そして、なんと言ってもライダーから好評価なのが
2つ上の写真のように、画面の色が変わり
ベストで走行できていれば緑表示
速い遅いが色で認知できる優れ物です。

そして、ライダー。マシン。全てがかみ合うと
目標だった10秒台が

子制御サスペンションでは絶対にムリといわれていた

10秒台がでました!

このときは、うれしかったですね!

 

ここで、Qスターズのことを
もうちょっと

パソコンで自分の走りも解析できます。

コーナーでの加速ポイント、減速ポイントやコーナーでのボトムスピード↓


走行ラインもわかります。 人と比べることも!

そして、10秒をだした鈴鹿2&4・決勝


その時の、レース中のQスターズの走行ラインが↓


デグ1で、おかしなラインに!

拡大すると

おおきくコースから外れ、そのあと

クチャ・クチャ・クチャとなって

またコースを走り始めている軌跡・・・・・・・

トラックで、でっかいウエスの上で横たわり

ゆっくり移動

その時のスピードが

オレンジのライン

Qスターズ!
凄くないですか!
全部、わかる!

サーキット走行には、超おすすめアイテムです。

10秒だすのも転倒修理するのも
どっちも、大変!!

それでは、また来週  バイバ~イ

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