重スロのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

いつも通り、今日もネタがないので
コイツに助けてもらいます↓


モトクロスレース、デビュー戦で5位に入った
どっかで見たモトクロッサー

以前、こいつのキャブ 純正FCR MXの紹介はしましたが↓

その続き?

ちょっと前のピットブログで
スロットル周りのメンテナンスで
動きが軽やかになりますよって紹介されていました!
(メンテナンスは大切)

今回はそのスロットル周りなんですが


オフローダー 維吹からの注文は

「スロットルが軽すぎて、ちょっとの手首の動きで
アクセルが開いてしまって乗りづらい」

いつもなら「黙って乗れ」ですが

アクセルが軽すぎて過敏にバイクが反応してしまう
ギクシャクして乗りづらい

「何、動いてるんだ! 俺の右手」って感じです。(きっと)

わかる気がします・・・

特にオフロードコースのような凸凹道では

このアクセルの軽すぎ問題

BMWで8耐やっていた時も
マシンがフライバイワイヤーになった年は軽すぎて苦労しました。
その時も改造しました。

今回、維吹のモトクロッサーも重スロへ改造


単純に重くするなら、スロットルの巻き取り経を大きくすれば重くなります。
でも、それだとハイスロにもなってしまう・・・・

それは趣旨が違ってきてしまうので

 

キャブ側のリターンのスプリングを細工します↓


このリンク周りをばらすと


赤い丸のスプリング
こいつを加工します。

違いがわかりますか?

右がSTD

左は細工済みスプリング

要はスプリングのひっかける位置を変えて

スプリングの反力を強くするというだけ

加工も
スプリングを切って、ひっかけるところを曲げて作るだけ
超簡単

左が重スロ仕様のスプリング

このような事をするときは、元々のスプリングを切って加工するのではなく
新しい物を取り寄せてから、それを加工します。
そうしないと、元に戻せなくなるし
これもセッティングパーツと考えるからです。

スプリングを切るだけの簡単な加工なので

逆にアクセルが重すぎて疲れる場合は
スプリングを一巻き切ってやれば軽くできます。
(キャブの場合、スロットルバルブの戻りも変わるので注意は必要)

このスプリング加工
昔は、よくやったものです。

やっぱり、ネガな部分は取り除いていく
大切なことですね!

それでは、また来週 ごきげんよ~

 

 

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