足つき性のおはなし

販促部   ヒロ伊藤です。

 

今週のネタも、これ↓

バイク博士・川瀬マンではないですよ!

 

R80GSの方です!!

これを手にいれてから、色々な方に
「GSどう?」の質問ぜめ!

 

「めちゃくちゃ・いいに決まってるじゃないですか~」

と答えるのですが・・・

 

ひとつ大きな問題が・・・

実はこのGS、うちの奥様のマシンなのですが

足がつかない・・・・・ううううう~

てっとり早く、足つきをよくするためにシート加工しましたが

それでも、足つきに不安が・・・・

Oh no !
ですよ! 本当に・・・

 

バイクが停止した時、
足がしっかり地面に届かないと安心して乗れません

だから、足つき性はとても重要だと考えます。

 

わたくし、仕事で多くのバイクを試乗しますが
足つきの悪いバイクは、わたくしでも乗るのに緊張します。

 

不安を抱えてバイクに乗っていても、楽しくないし
バイクが「つまんなくなっちゃう」ので
足つきをよくする作戦開始です。

 

シートの加工・サスのイニシャルを抜く
これでだけでも、だいぶ足つき性は向上します。

 

足つきで困っている方は、
このあたりは、バイク博士・川瀬マンに相談するといいですよ。
親切にアドバイスしてくれますよ!

なぜなら、川瀬マンも足つきで困っている一人だから!!

 

今回は、それでも不安が残ったのでサスを改造します。

車高調整が付いていないRサスなので、中身をいじります。

 

スプリングを外して、ダンパー本体の長さを測り

ダンパー自体をばらしていきます。

データーなどないので、抜いたオイルの量やガス圧など
しっかりわかるように、ばらしていきます。


ガスは、少し抜けているようです。ちょっと少なすぎる!

 

だいたいのオイル量も確認して↓

チューブからロッドがとれました↓

どんどん、分解していき

 

ばらばらに↓

ここでどうやって、最初より短いサスにするかと言うと

このピストンとオイルシールの間にスペーサーを入れてやる作戦

ようは、100伸びきるダンパーを100伸びきらないように

80で止めてやるということです。

 

そうやって、組んだ短いダンパーにガスも入れて

ダンパーが完成 ↓

出来上がったダンパーを、本来ならショックダイナで
チェックしたいのですが、しゃぼん玉にはないので

 

わたくしは、人間・自分ダンパーテスターでチェック!

自分でダンパーを押して動きをチェック!!

完璧です!

ガス圧のせいか、バラス前よりハリがでました!

 

これを、組めば後ろの車高はさがります。

 

車高を下げる時は前後を下げた方がいいので
前は、フロントフォークを突出します。

 

前後同時に車高を下げる時は、前より後ろ下げの量を
すこし多くした方がよいと思いますよ。

 

その方が、キャスター角が大きくなってトレールが増すから
この変化はバイクが安定する方向になるので
まずは、そこがスタート地点だと思います。

 

ここから、乗ってみていろいろ決めていけば良いと思います。

 

今回は、Rサスのストロークを少し犠牲にして
短いサスをつくりましたが

本来GSは、砂漠や山でもすごいスピードで走れるように
設計されたバイクなので

オンロードだけ走る予定のわたくし達には
全然問題ありません!!

 

まだまだ、足つき向上のための作業は続きますが
また報告しますね!!

足つきで、困っている方も相談してくださいね。

安心して楽しくバイクに乗りましょうね!

 

それでは、また 来週!   ごきげんよ~

 

 

 

 

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