溶接のおはなし

販促部   ヒロ伊藤です。

この頃、何故か?
多い作業依頼

それは、溶接

はっきり言って
しゃぼん玉で、溶接作業している事が
あまり知られていないと思っていました。

なので、少し紹介します。(ホント!ちょっとだけ)

まずは、ヘビーなのから

これは↓  よく作業するフレーム補強!(カタナ)
カスタムの一環のフレーム補強・レイダウンなど

アルミフレームも修理しますよ。(たまに)

折れているのは、ステップ取り付け部です。

ピッタリ合うように
こんなのを作って↓

溶接します。


あと、色を塗って完成!

これらは、ちょっとヘビーでしたね。

そして、ライトなのは
スイングアームのステンドフックなんかも、よく依頼されて溶接します。

マフラーステーを製作なんて、しょっちゅうです↓


これは! わたくしではなく

produced by ランキング3位男 イブキ

あと、スタンド製作やスタンドショート化
スタンドが出しやすいようにエクステンション追加なども行います。

ステンレスでもOKです。

ステンレス SUS304でパーツを作って、位置だしをして溶接します。

出しやすいように、足掛けも製作


溶接で引っ付けて完成

珍しいところでは

エンジンのカバー類
バンク角を少しでも、稼ぐために斜めにカットして


部材を製作して


歪まないように治具に固定して

溶接します。

溶接が難しい、薄い物も(1mmぐらい)

タンクのGSコックの位置の移設


切開して、オフセットさせて溶接


これで、コックの位置がずれてキャブなんかとのクリアランスが
保てるという作戦です。

 

カスタムだけではなく、修理もよく依頼されます。

 

「もう部品が廃盤、なんとか直して!」って感じの依頼が多いかな

 

これも、珍しいマフラーなんだけど

ステーが折れて、しかも穴が・・・・・

ここを溶接で埋めて、そのあと平らにならします。↓


そして、こんなのを作って↓


ステー取り付け部にパッチとして↓


これで、溶接

あとは、ステーをパッチ部に付けるだけ

ただ、ここが折れた、もげたと言うことは
取り付け時・取り付け位置など
何かしらのストレスがかかっていると考えられるので

車両で、仮合わせしてから、ステーは付けます

そのためステーは、位置が微調整できるように点付けして
一時作業中止して、バイクの入庫を待ちます。

点付けまで完成した写真
あとは、車両待ちです。

最後に、もっと珍しい?作業

 

新品のアクラポビッチ↓

レース用 チタンサイレンサー

新品サイレンサーに何を溶接するか?

不思議ですよね。

テール部↓

2重になったうちの内側の出口が丸くないのが
MFJでは、レギュレーション違反なんですよ

丸みを帯びていないとレースではNG
(安全のため)

だから、新品から溶接作業です。


チタンは、酸化するのが速いので
アルゴンガスを別の所から引いて、しっかりガスでシールドして溶接します。

丸くさえなっていればいいので、簡単に溶接で丸くします。

これで、MFJのレースレギュレーションでOKです。
レースに出れます。

 

このように、シャボンダマでは溶接作業します。

鉄・ステンはもちろん
アルミやチタンも

カスタムのためだけではなく、修理として
溶接も行いますので

色々、相談してください。

それでは、また来週  ごきげんよ~

 

 

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