こんにちは、一宮店メカニックのコーディーです。
ここ最近、朝晩が寒くなってきました。
冬に向けて結露も増えてくると思います。
エンジンをかけてしっかりと暖気もせずエンジンが暖まりきる前にエンジンを止める、短い距離を乗る人は特にエンジン内結露が発生しやすくなります。
結露(水)がエンジンオイルと混ざるとオイルは乳化してしまいます。
ペペロンチーノを作る時にパスタのゆで汁を少量足してオリーブオイルを乳化させる・・・と同じ原理です。
パスタの乳化なら美味しくなるのですが、エンジンオイルの乳化はとても厄介で、エンジン内の油路を塞いでしまう事もあります。
また、乳化したオイルに気を付けたいのがT-REVなどの減圧バルブです。
(旧タイプT-REV)
この減圧バルブが乳化したエンジンオイルにより固着してしまった場合、エンジン内の圧力が高くなりエンジンの破損、または各部オイルシールが抜けてオイル漏れを起こしたりもします。
このT-REVは沢山のメリットがありますが、定期的なメンテナンスを怠るとバイクを入院させるハメになります。
1年 or 10000㎞で点検清掃、2年 or 20000㎞でのフルオーバーホールを忘れずに!
では・・・また・・・