何を作っているのか?のおはなし

販促部 ヒロ伊藤です。

 

燃料ポンプアッシー↓


何をするか?

とにかくバラバラにして↓


燃圧を強くしたいためにポンプを交換します。

2つ写っているポンプのうち、赤のポンプが強化ポンプ
青STD

それに交換です。

そして、大切なのがポンプを強化しても
レギュレーターで圧をリリーフされては意味がないので
レギュレーターも細工して圧を逃がさないように↓


細工の方法は、ナイショです!

これで、ポンプの自力で最大の圧力をかけることが出来るようになります。

ただ、これだと常にMAX圧力がかかってしまうことになるので

タンクの外に、別にフューエルレギュレーターを配置して
燃圧をコントロールできるようにしていきます。

タンクの外で、燃圧を調整するので当然
燃料をタンクにリターンさせるためのホースが必要になります。

そこで、旋盤で取り入れ口を製作↓

こんなのが、出来ます↓

これを、タンクに溶接していきます。

タンクに、穴を開けて↓

ここに溶接


ここに、リターンのホースがささるって言うすんぽうです。

でぇ!
外付けするレギュレーター↓

このような、液体などの配管は接合部にテーパーねじを使用します。
圧力計などのセンサーも同じです。


テーパーねじなのが、わかりますよね。

そして、これが曲者で

国ごとで規格差があって注意が必要なんです。

「管用ねじ」って言うんですけど

読み方は、「くだようねじ」

日本では、旧JIS規格では 管用テーパーおねじは「PT」
ISO管用テーパーねじは「R」で表記されます。

わたくしは、なじみの強いPTの方で呼びます。

これにアメリカ管用ねじ 「NPT」があり

日本のPT1/4と
アメリカのNPT1/4
両方ともmmで呼ばずにインチで表記で

ネジ自体も同じに見えますが、一つ一つのネジ山の角度が違うので
互換性なし

間違えたら、大変です。ねじが壊れてくれれば良いのですが
強引に締めれば締めれるので、付けれちゃうと
燃料漏れの可能性が出てきます。

これ、メーカーがアメリカだとNPTねじが混じるので注意が必要です。

でも本当に、メカニック泣かせですよね。

あと、呼び名や単位!

ISOの呼び名
旧JIS規格の呼び名

同じものなのに、いやんなっちゃいますね・・・・・

PTとNPTも紛らわしいし・・・・・

昔を思い出します

それは、メカニックを始めたころ
トルクの単位が

Kgf・mだったのが

SI単位に変更されて

N・mになった時のことを(ずっと昔です)

今日は、燃圧を上げる加工を紹介しましたが

何を、作っているかは
また報告しますね

それでは、また来週 ごきげんよ~

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