伝授するのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

 

今日は、朝から最悪・・・・

携帯がどっかいった・・・・ オー・ノーですよ・・・本当に・・・
携帯がない=写真がない=ブログが困る  どうしよう・・・・

また、アイツに助けてもらうしかない!!

そんなんでスタートです!

とにかく古いブレンボのブレーキマスター↑

内部パーツはたったこれだけですが

ピストンの固定の仕方が、普通と違うんですよ。

普通は↓

これ、ゲイルマスターですがピストンはサースリップで止まっています。

ばらすと、こんな感じです↓


これなら、クリップを外すだけで簡単に分解できます。
そして
最初に戻り、古いブレンボは?


クリップなし
どうやって、固定しているかというと


真ん中の、リングで圧入固定せれているんですよ。

「ふぅ~ん・・・そうなの」 って感じですよね。

確かにそうです、こんなの圧入だろうとクリップだろうと
どうでもいいんですよ!

ただ、構造を知らないと分解できませんよ!

通常はクリップなんで、圧入なんて普通は考えないですからね。

ばらし方は、超簡単

圧入なんで、反対側からポンチでぶっ叩いて
叩きだすだけ!!

でも


廃盤パーツをぶっ叩く、度胸あります?

わたくし、前に見たことがあるのでぶっ叩いて分解できるんですよ

そして、ピストン経を計測してインナーパーツを注文。
2種類、経違いがあったりするんで注意が必要です。

インナーパーツは、リペアキットとして存在します。



これを、組み込み。

これも簡単!

新品パーツのバリ取りなどして

グリスを塗って、あとは!

ぶっ叩くだけ! ↓


叩き入れるだけですが、専用にカラーは製作しますよ!

そして、完成!! 45年ぐらい前のマスター復活です!

こんなこと、マニュアルにも載っていないので

経験がものをいう作業ですね。
前に見たことがあったのがラッキーでした!

こういうの、見たことあるメカニックも少なくなって
だんだん、わかる人いなくなるんだろうな~って思いました。

げんに、このマスターも
回りまわって、しゃぼん玉に相談されたものでした。

わたくしが経験してきたことを、少しでも
次の若いメカニックに伝えられたらと思います。

こういうヤツに↓ いつもブログネタで助けてもらっているピットマンいぶき


今回も、ブログネタを提供してもらう代わりに
R6の修理を
手伝ってあげました?
やってあげました?

今回の修理も大変でしたよ
まずは、おさらい
昨年の12月の最終戦NGK杯

スタート直後のS字で

カーリングでいうところの
ダブルテイクアウトで、はじき出されて?

やっぱ、ウソ・・・

自分でアクセル開けすぎて、ジャンプして


今度は、スノーボードでいうところの

トリプルコーク1440を宙ではなく
地面でやって

 

着地に失敗して

いっぱい、壊れました。

今回も、いっぱいもってかれました・・・・

外装はもちろん、 スイッチなんかも その他パーツも↓


この頃、壊れたパーツをまとめておくと
なぜか
「これ、ブログねた?」って聞かれるようになりました!
みんな、期待している?

写真はないが、足回りは全部ばらしてチェック
Fフォークもばらばらにしてチェックしました。

でも、今回一番大変だったのが、ラジエーター

穴が開いたので溶接で修理


だから、今回は若者に
ラジエーターの修理の仕方と、そのあとの
圧力検査のやり方を伝授しました!

そして、2人で協力して

復活!!

今シーズンが楽しみです。

走れるピットマン いぶき

ライディングやメカニックとしての整備に
見どころのある若者ですが

片付けが、できないという欠点が

切ったタイラップなどそのまま↑

そこで、わたくしは
「ヤ~ップ」って叫んで


やっと、ほうきで掃き始めます・・・

やっぱウソ

これは、わたくしが
ねつ造しました!

本当に、今シーズン 頑張ってもらいたいですね。

応援してあげてくださいね!!

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