販促部 ヒロ伊藤です。
この写真、何かわかりますか?
丸い所に、何か映り込んでいます。
心霊写真では、ないですよ!
丸い所に、カメラが映り込んでいるんですよ
何処かというと
エンジンの↓
最初の写真はバルブリフターを、真上から撮った写真だったんです。
バルブリフターとは↓
これです
本来、物が映り込むほどピカピカではないんですが
フリクションを少なくするために磨いたらピカピカになりました。
全部で、8個 ↓
その他、シリンダーヘッド関係のパーツも
バルブなどを磨いて↓
シリンダーヘッドのカーボンも落として↓
そして、これらを組んできたのが↓
あまりのもバルブリフターが、ピカピカだったんで
嬉しくなって写真を撮ったってわけです。
わたくしの場合、着目する点がずれていますね。
アホ満開です。(これは、もうなおらん・・・)
本来なら
「各部の摺動抵抗を減らし低フリクションのエンジンを目指すために
色々な処理を施すようにしています。」なんて書けばいいのに
わたくしの場合
「ピカピカになって嬉しくなっちゃって」だって・・・・
まあ、各部に手は入れていますよってことです。
それだけは、わかってくださいね!
でぇ
さっきのシリンダーヘッドを締め付ける
シリンダーヘッドボルト(超重要ボルト)なんですが
それがこれ↓
今回は、新品を使用します。
締め付けるときは、必ずボルトのねじ目、バルトのフランジ部(座面)、ワッシャーの座面
にオイルを塗って組みます。
まさかの、ピンボケ3連発(ビビるわ! ホント)
締め付けトルクが重要な箇所なので、他の事でトルクが食われないように
オイルを塗って組むのが基本です。
そして
今日は、ここまではプロローグ
本題は、これ↓
ヘッドボルトとシリンダーヘッドの間に入れるワッシャー???
ZEP11は2枚だけ大きい物を使用
全て銅の色をしています。
ってことは、銅ガスケット???
ZEP11は、ヘッドボルトの所にオイルラインは無いから
銅ガスケットじゃなくても大丈夫だと思うけど? どう? (なんちゃって!)
それでは↓
おわかりですか?
磁石に、引っ付く!!
ということは
銅のガスケットではなくて
銅メッキのワッシャーということに!
シリンダーヘッドボルトには、絶対にワッシャーがいると思います。
しかも
ボルトのフランジ部(傘)より外径の大きな!
なぜ?
ワッシャーの未使用時よりワシャーを使うことで座面の面積が増えます。
それは、面圧を少なくすることができ
シリンダーヘッド(アルミ)=やわらかい
の座面の陥没や締め付けるときの回転などの損傷を防げます。
それが、緩み防止にもつながるからです。
ZEP11のワシャーは銅メッキがしてあるので
よりボルトの座りが良くなると思います(知らんけど!)
ちなみに、Zなんかはこの部分はオイルラインもあるので
銅のガスケットになっています。(磁石には引っ付かない)
なんで、こんな話をしたかというと
ZEP11の、この大きい方のワッシャーが
廃盤パーツだからです・・・・・
だから再使用するのですが
傷がついているので
オイルストーンでならしてから使用しています。
何で、2枚だけ大きいワッシャーを使用しているんだ?
誰か、教えて~
それでは、また来週 ごきげんよ~