今日は、
バッテリーのお話。
近年、リチウムイオンバッテリーが多く使われるように
なりました。
電動工具、掃除機、車
バイク用インカムもリチウムイオンバッテリーが
使われています。
メリットは軽くコンパクトで、大きな電流が取り出せること。
代表的なところで
ICR(コバルト酸リチウム)
IMR(マンガン酸リチウム)
INR(ニッケル酸リチウム)
上記は、主に電動工具に使用されています。
AZのバイク用バッテリーは
LiFePO(リン酸リチウム)が使用。
中身は、、、
こんな感じ。
(注) 分解は自己責任となります。
リチウムのパックと基盤
パックを開けると
かなり膨張しています。
上二つのセルが、お亡くなりになっています。
よって、電圧は
そして、新品は
こんな感じ。
鉛バッテリーと違うのが
BMS(バッテリー・マネジメント・システム)が搭載されています。
4つあるセルの電圧を監視するのが目的。
細い配線が各セルにつながっているのがわかるでしょうか
太いのは、+(赤)-(黒)12V出力。
3.2Vのセルが直列接続で、12.8Vとなる計算。
上記のように膨張してしまうのは、
セルの劣化
過電圧(バイクからのオーバーチャージ)
リチウム専用の充電器を使用しなかった。(だいたい1A以下で充電)
などなど、
ただ、見る限りでは温度センサーはなさそうです。
一つでも電圧が低下してしまうと
すべてがダメとゆうことになります。
4個中、2個は3.2Vありました。
今後、
リチウムイオンバッテリーを検討されている方。
BMSが付ている商品の購入をお勧めします。
互換バッテリーはたいてい、BMSがついていません。
電動工具のバッテリーも純正品が推奨です。
BY
ぷろじぇくとA