ラジエーター加工のおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

今日は、ブログ用の写真が・・・・

いつも作業が、終わった後に「写真を撮っとけばよかった~」
と後悔・・・

写真ありきで、いつもブログをやっているので
写真がないのは、超つらい・・・・・

今回は、ラジエーターの作業

写真は、ちょっとしかありませんが
大変さと難しさは、わかってくださいね!

ラジエーター屋さんから、分けてもらったラジエーターキャップベース

旋盤で削ったパイプ↓

この2つをまずは溶接で、くっつけます。
完成写真なし
想像力、豊かにお願いします。
目を閉じれば、物が浮かんでくるように!

 

もう一個
こっちも2つのパイプを製作して、これも溶接でくっつけます。

角度の付いたパイプが出来るということです。
完成写真なし

この溶接した2個の部品をラジエーターのコア本体に溶接していくのですが

その前に、溶接部からの水漏れがあるといけないので

溶接したパーツの圧力検査をします。
これも写真なし

こんな自作の検査道具で検査します。↓
ラジエーターキャップが解放するぐらいの圧力をかけて
しっかりチェックします。

チェックの後は

ラジエターコアに穴を開けて塗装もはがし


そこに、パイプなどを溶接していきます。

ラジエーターキャップも↓

全部溶接出来たら
これも圧力検査をして漏れがないか確認
OKなら
色を塗って、このラジエーターは完成です。

ラジエーターの流用は、よくしましたが
ラジエーターキャップを、コアにつけるのは大変ですね。
(エア抜きのことも、考えて位置をきめないといけないし)

このラジエーターを取り付ける車種は
ナイショです。
想像してくださいね。
どんな車両につくか?

 

ここからは

プライベートでの作業も

R80GSですけど

ブレーキマスター周りが、ちょっと変わっているので紹介

ブレーキ・スロットル・右S/Wが一体ですが

上のカバーを外すと


見えずらいけど、奥にチェーンが見えますよね。

これがスロットルワイヤーを引っ張っているんですよ

グリップはベベルギア構造

おもしろい構造ですよね。

だから、ギア部がこんなことも↓

当然、やすりで修正してから組み直します。

これは、ついでの作業で
今回のメインイベントは
ブレーキマスター交換

国産だと、ブレーキマスターはレバーと一体ですが

これは↓


レバーを外しちゃっていますが


こんな感じに、マスターだけが外れるんですよ。

レバーホルダーとスロットルホルダーと右S/Wが一体で
マスターだけが抜ける

不思議な感覚です。
こんな風に分解できるの想像できましたか?

これを、新品に交換しました。

またまた、完成写真なし

でも、まだ純正でパーツが出るからすごいですね。
古くても安心して、バイクに乗り続けれます。

なんで、GSを出したかというと

こんなのが、でてきたから↓


HPNのカタログが

ドイツ語で、何も解らないが
にやけながら 想像で読んでいます?ん
見ています?の方が正解かも

ラジエーターネタの所でも想像力豊かにとお願いしましたが
想像力、大切なことですね。
想像力が豊かだと、生活していて楽しいですよね。

このページも僕の想像だと

80年代のパリダカ優勝のことが、書いてあるような気がする

とにかく、カッコいい。

でも
想像力だけで見るのではなく
本当に読めたらいいなって思います。
今度、翻訳に挑戦します。

それでは、また来週ごきげんよ~

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