ヘルメットの空力は「ライダーの負担を減らすため」 その2

この頃の暑さ、、尋常じゃない

今日も、、39度の予想

災害じゃないですか

熱中症対策に心がけましょう

 

 

 

前回の続きで 空力と流体力学

スピード自転車のヘルメットがすごい形に

エンドが長くなっています。  よく目にする形

さらに

エイリアンのような、、    自転車業界のヘルメット企画は分かりませんが

えげつない、、、これが空力を追及した究極の形なのでしょうか

 

 

車も、空力を無視できない状況で

燃費に大きく影響してきます

できる限り空気を流していきたいという意図が伝わります。

おそらく車もテールを長く絞っていければ理想なのですが、現実的には無理

そこで、

昔の人が考えた原理「コーダトロンカ」もしくは「カムテール」

カムテール英語Kamm tail)は、自動車の外観デザイン要素の1つである。車の屋根から後部へと続く面が下向きに傾斜し、下端まで下がりきる前に、垂直、またはほぼ垂直の面によって切り落とされる造形である。カムバック(Kammback)、K-テール(K-tail)、コーダトロンカイタリア語coda tronca)とも呼ばれる。

カムテールは、車両の実用的形状を保ちながら、空気力学抗力を最小化し、性能と燃費を向上させる[1]

名称は1930年代にカムテールデザインを開発したドイツ国の空気力学研究者ヴニバルト・カム英語版に由来する。

レーシングカーのように空気力学的原理に基づいてカムテールデザインを取り入れている場合もあれば、単に流行のデザイン、またはマーケティング要素として切り落とし(カットオフ)テールを採用する事もある。

Wikipediaより

 

 

さて、バイクヘルメットはどのようになっているのでしょうか

車などとは違って「球体」  大きな抵抗を生み出す

最新ヘルメットの空力デバイスの考え方は「空気を整えて後方へ受け流す」・・・・ではなく

ヘルメット後方で発生する渦をヘルメット本体からできるだけ離れた場所で発生させることが目的の形状

 

風切り音対策のために段差のないスムーズな表面を狙いつつ、ヘルメット表面をスムーズに流れてきた空気を後方で巻き込まないようにする。

渦は消せないけど、できるだけ遠くで渦が巻きこむように、ヘルメット後部で空気の流れを引きはがすような形状になっている。

ヘルメット後方まで伸びたディフューザー(スポイラー)が断崖絶壁のようにスパッと切り落とした形状になっている。

ゆうなれば、「コーダトロンカ」「カムテール」です。

 

プリウスのお尻と X-Fifteen後ろ姿が似ています。

 

 

理想は翼断面

転倒時に長く伸びた部分が引っかかる危険性をはらんでいます

よって、、、エンドを切り落とす

エンドを切り落としても

後方に風が巻き込んでいないのがわかると思います。

 

アライヘルメットのRX-7シリーズの頭頂ディフューザーは左右に橋渡しする形でウイングがついています

ダウンフォースを生むためのものではありません

もしかしたらダウンフォースを生むかもしれませんが、あまりにも小さすぎます

仮に役立ってしまうと頭後方が抑えられて、前が上がってしまいます

あのウイングはヘルメット後部に流れ込もうとする気流を引きはがす装備のはずです

 

最近の流行りで、ネオクラシックのヘルメットも人気があります

ARAI ラパイドNEO

SHOEI Glamster

どう見ても、空力デバイスは見当たらない

ということは、街中ではまだいいが高速域ではヘルメットが揺れてきます。

誰もが想像できるように、上記2モデルでサーキットを走りたいとは思わないでしょう

乱流の為、視界がかなり揺れてしまうでしょう

この空気の影響が出始めるのは、60KM/H位からといわれています

長時間、長距離の高速移動には不向きとなります

バイクにカウルなどの空力デバイスが装着されていればまだしも

ネイキッドバイクとなると、直接風圧をヘルメットが受けることとなります

 

結果、

「ネイキッドバイクで高速道路を走るなら空力デバイスがついたヘルメットがお勧め。」

 

ヘルメットのフレは複合的に起きます、結果ライダーはブレてよく見えなくなりそうなとき、視界を確保するため

頭の動きを制御しようとして力を入れ、目、首、肩が疲れてしまいます。

ツーリングでも長時間走れば疲労は蓄積し、安全上も良くありません。

また、ヘルメットのフレはフィット性が甘い場合も起きます。サイスが合っていないと風圧でズレるからです。

内装がヘタって緩くなっても同じことです。

YouTubeを見て「ヘルメットサイズ」で検索

 

 

 

 

SHOEI Z-8のリアスポイラー  覗いてみた(普通そんなとこ見ないよね)

これは!!

「シェブロン効果」を狙ったのか

 

 

エンドの「ギザギザ」これが流速を上げる

HONDAも「実行空理デバイス」としてテストしています

 

こんな視点から

ヘルメットを改めてみてみると「面白い」 と、、いろんな技術のチャレンジが見受けられます。

 

自分のヘルメットもいろいろな角度からみてはいかがでしょうか

新たなる発見があるかもしれません

 

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ぷろじぇくとA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大人の放課後

 

外気温が 27度、28度だと涼しく感じるのはなぜでしょう?

ボルテックスジェネレーターによる燃費のご報告

 

この季節、エアコンも使用していますので燃費向上には厳しい状況

ボルテックスジェネレーターの検証

装着なし

 

だいたい 20KM/Lはいかないくらい

装着後

 

約17%ほどの向上が見れました

エアコンを使用しない季節ならどれくらい伸びるのか、、、少し先にはなりますが、、、ご報告いたします。

 

いつものカウントダウン

 

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しゃちほこ商会

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