ブレーキフルード性能って? by一宮店S

どうも さとう です 

さて 本日は ブレーキフルード 

交換していきます 

こちらがブレーキ側 

そしてこちらがクラッチ側 

どちらも汚れていますが 

レバーストロークが多いクラッチ側が 

汚れが激しいですね 

そして 交換 

キレイすぎて入ってないみたいです 

ところで フルードの性能って知っていますか? 

現在 一般走行のバイクにはDOT4という 

種類のものが多く使われていますが 

規格があり その幅がまあまあ ありまして 

低い物と高い物が同じDOT4でも商品それぞれです 

参考までに 

 

 

DOT規格のDOTって何?

簡単に言えば日本のJIS規格のようなもので、アメリカの交通省(Department of Transportation)の略です。このD.O.Tで設定されているFMVSS基準 (Federal Motor Vehicle Safety Standard 米国自動車安全基準)において様々な項目からブレーキフルードを以下のように規格分類しています。

基 準 主成分 ドライ沸点 ウェット沸点 粘度(100℃) 粘度(-40℃) ph値
DOT 3 グリコール 205℃以上 140℃以上 1.5cst以上 1500cst以下 7.0-11.5
DOT 4 グリコール 230℃以上 155℃以上 1.5cst以上 1800cst以下 7.0-11.5
DOT 5.1 グリコール 260℃以上 180℃以上 1.5cst以上 900cst以下 7.0-11.5
DOT 5 シリコン 260℃以上 180℃以上 1.5cst以上 900cst以下 7.0-11.5
  • □ ドライ沸点…吸湿率 0%時の沸点です。新品時の沸点です。
  • □ ウェット沸点…吸湿率 3.7%時の沸点です。1~2年間使用後の沸点です。
  • □ 粘度…ブレーキフルードの流動性を示す数値です。数値が大きいと固くなり流動性が悪くなります。低温時でこの数値が高いとABSの作動性に悪影響を及ぼします。
  • □ ph値…酸性/アルカリ性を表す数値です。 7.0以下ですと酸性度が強くなり、周辺部品の腐食を促進します。

この様に基準が決まっていますが 

各数値が〇〇以上となっているので 

それ以上なら良いわけです 

コスパの高い A.S.H. 製 を見てみると 

ウェット沸点・ドライ沸点 ともに高めの数値 

各社のフルードには必ず表記があるので 

走り方によって 

参考にすると どの様な製品なのか目安になりますね 

 

では 本日はこれにて。  

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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