パーツがないのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

これ↓ 何だか わかりますか?
クリップを外してばらすと、すぐにわかります。

答えは
スターターのワンウェイクラッチ


GPZのA9までの物

この3点支持のワンウェイは、距離を乗ると結構滑ってくるので
A10以降のものへ交換が良いです

それが、これ↓
これなら、耐久性も全く違いますよ
だから、昔は良くこのA10以降の物に交換しました。
昔はですよ!

2つのワンウェイを並べると

下2つが、ワンウェイなんですけど
2~3枚上のように中身が違うだけではなくて
ギアの刃数も違うんですよ

だから交換時には、写真の上の2個スターターのアイドラーギアも
同時交換が必要になります。

でも、このアイドラーギアはメーカー廃盤・・・・
ワンウェイクラッチ周りはまだ部品が出るのですが

よって、古いモデルのGPZのワンウェイを
新しいモデルのワンウェイに交換するのは現実的に無理・・・・

ただ、古いモデルのGPZでワンウェイが滑っても
3点のローラーやスプリングなどのパーツはまだ健在なので
修理は可能です。

ちなみに
GPZって、エンジンの中も色々
違っていて、互換性のあるもの結構あります。
(部品があれば)

代表的なものが、先ほど紹介したスターターのワンウェイクラッチ

その他

この、クランクからオルタネーターシャフトまでのチェーン


比べると

この太さの違い

古いモデルの細い方は
スターターを回した時に、切れたりしました。
わたくしは、切れたのを2回みました。
だから、太い方に交換を良くしたものです。
昔は・・・

チェーンが変わるので、それに付随して
各ギア・スライダー・テンショナーの交換も当然必要

ただ、これもギアが一つメーカー廃盤・・・・・

よって、これも新しいモデルの物への換装は不可能・・・・

そのほかは

GPZのヘッドで


ロッカーアームが違います

古い物


新しい物↓ チップ仕様

これは、まだ交換出来ます。

GPZのエンジンの中身は、本当に色々違うから確認が大変です。

最後に
もっとすごい違いが

クランクケースを止める
ケースボルト(超重要パーツ)も
銀色は新   黒は旧

A6までM8
A7からM9

細かい所だと
クランクケースに刺さるチューブの太さも

要は、ケースが違うんですね

GPZって1984年のA1から2003年A16
まで大きな変更ってA6からA7の時
A11からA12の時って思っていましたが

エンジンの中は、結構変わってました。

注意が必要です。

それでは、また来週ごきげんよ~

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