こんばんは、川瀬です。
今回はチェーンメンテナンス後編です。
何故チェーン表面のチェーンルブは拭き取った方が良いのか?
かなり端折った説明になりますが、
チェーンルブは潤滑が主な仕事なので
動く物が無いプレート部に着いていてもほとんど意味がありません。
基本的には潤滑用のルブなので
エンジンオイルと同じ性質があるのですが
オイルと同じで汚れを取り込む(これがオイルの仕事の一つ「洗浄」です)ので
表面にチェーンルブが着いていると
どんどんチェーン表面が汚れていきます。
更に悪い事にこの取り込まれた汚れの中には
錆びの原因となる酸化物質も含まれています。
よってチェーンルブはシールリングとローラー部だけに使い
表面はクリーナーで綺麗にしておくのが
一番チェーンが長持ちします。
チェーンとスプロケは安く無い部品です。
メンテナンスで少しでも気持ち良く永く使って
浮いたお金でツーリングを楽しんで下さいね。
それではこの辺で、
川瀬でした。