スゲーの見つけたのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

 

今年の初登板!! 今年も50登板ぐらいありそうですが

故障しないように頑張ります!

そして

いつものように、ネタがない・・・・・・・

そんな時に、救世主が出現!
(けっして#23のアイツではないですよ!)

その正体は↓


バリ!!

バリを見て、「ナイス!」って思う奴
なかなかいないと思いますが

居るんですよ! そういう変態が! ここに!

パーツの全体図をお見せすると


もう、わかったと思いますが
ピストンピンクリップ

アップにすると↓


いい感じのバリです!


イカす! バリですね。

新しいピストンを組むために

ピストンやピストンリングを処理して
クリップを処理しようとして
ブログネタのバリ君を
発見しました!

ピストンとコンロッドは
ピストンピンでくっついています

そのピストンとピストンピン(ピストンの裏側)


少し傾けると↓


ピンの自重で、するする~とピンが抜けてきます。
フローティングになるように、ここも処理を施します。

そして、このピンを固定するのが

先ほどのクリップ


ピストンの溝に嵌めます。

やじるしが溝↓

クリップをはめる時に、バリが出ていると
その尖った部分でアルミのピストンに傷をつけてしまいます。

その傷で出たアルミのカスが、溝に入り込むと

クリップが適正な場所に収まらないので、外れる可能性が出てきます。

外れたら、間違えなくエンジンブローです! (怖いですね~)

このクリップ↓


100円ぐらいですが、重要なパーツなんです!!

上の写真は、もうバリが取り除かれて面も丸く仕上がっています。

ちっちゃいパーツなので、老眼のわたくしには大変です。


拡大鏡とペンリューターを使ってクリップ8個を面取りです。


完成です。

このような、ひと手間が大切だと思って作業しています。

このエンジンの報告はまたしますね。

今回は、初めて組むピストンで
ハイカムとの組み合わのデーターも一切なし

よって

ピストンリングギャップの調整(写真を撮り忘れた)
ピストンとヘッドのクリアランス測定
ピストンと吸排気バルブとのクリアランス測定
バルブタイミングの調整

などブログネタになりそうなことが

いっぱいありそうです。

興味があったら、また見てくださいね!

でも、こんなのに興味があるのは

変態か? 病んでいるか?
のどっちかですよ!

それでは
今年も

 よろしくメカドック!!
なつかしっ!

ごきげんよ~ バイバ~イ

 

 

 

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