販促部 ヒロ伊藤です。
これ、何の写真でしょうか?
防音のガラス越しに撮った写真のの中は↓(写真がうまく撮れていないだけ)
この写真も、ピンボケ・・・・
↑この写真は、大丈夫だけど「何のこっちゃ」ですよね
この写真なら、完璧↓
シャーシダイナモの写真だったんですよ!
しゃぼん玉は
量販店では、なかなか見かけないシャーシダイナモを完備しています。
愛車の状態を確かめるための
シャーシダイナモでのパワーチェックはもちろん
キャブレターのセッティング
インジェクションのセッティングや0マップ製作
など行うことが出来ます。
マフラーやキャブレターを交換した後
どの位、馬力が変わったのかも知ることが出来ますよ。
あと、こんな使い方も出来ます。
エンジンO/H後の慣らし運転
ただ単に、エンジンを回すだけではなく
リターダーっていう抵抗装置を使って
実際の走行条件と同じように
ロード抵抗(負荷)をかけた状態でエンジンを回します
ブレーキって書いてあるメーターがそれです。
これで、公道を走行できないレーサーなどの慣らしを行います。
サーキットで慣らしをしても、いいんだけど
走行時間がもったいないし
何より、組み立てエンジンをいきなりサーキットって不安ですよね
チェックの意味も含めてシャーシダイナモで確認
大切だと思います。
是非、パワーチェック・セッティングと共に
慣らし運転で利用してくださいね。
当然、AF(空燃比)も測定できるので
セッティングの方向性もアドバイスできると思います。
今回の、これ↓
GROMは、慣らしと0マップ製作
ダイナモで、馬力・トルク・エンジン回転数は表示できますが
インジェクションセッティングに、必要なアクセル開度は表示できないので
何かしらのツールが必要です。
このインターフェイスケーブルは、マップの読み書き専用で
リアルタイムモニターがないので
今回は、HRCロガーを使いました↓
レースパーツとしては、とってもクラッシクなものです。
20年ぐらい前のものだと思います。
CBR954RRやCBR600F4iの時代の物です。
CBR600F4iが全日本ロードレースの初代チャンピオンになった時
携わっていたヤマハR6は、まだキャブ車でした。
これで、古さがわかりますよね。
このロガーの配線を加工して
グロムのアクセル開度や回転数、車速、電圧などを
リアルタイムで見れるようにしてセッティングしていくんですよ↓
開度50%
あと、センサーなど取り付ければ
前後サスペンションのストロークや空燃比
などもロギング出来ます。
2サイクル用のデトネカウンターもOKです。
このロガー、当時
ロガー本体・AFセンサー・前後ストロークセンサー
ラップを区切るためのピーラップ(なつかしっ!)
全部で、20万じゃあ足りなかったんじゃないかなー(覚えてないけど)
その位、高価で貴重なものだったんですよ
キャブからインジェクションに代わっていったとき
インジェクションの勉強をしたくて、買ったものです。
8耐などのレースでも
CBR・GSXR・そしてS1000RRで14年まで使用しました。
そのあとは、2Dにしましたが
わたくし、このHRCロガー
今でも2個持っています。
(8耐では、メインカー・スペアカーと2台あるので)
そして、たまに引っ張り出してきて使用しています。
今回のグロムのように
去年までのR6では、本体は別のもので
ストロークセンサーとAFセンサーを
HRCの物を使っていました。
話が、それて懐かしいロガーの話に代わりそうですが
今回、フォーカスしてほしいのは
しゃぼん玉は
シャーシダイナモを完備していて
どんどん利用していただきたいという内容でした。
それでは、また来週 ごきげんよ~