販促部 ヒロ伊藤です。
しゃぼん玉 本店では祝日の12日(月)まで
クリアランスセールを開催中です。
50%OFFは当たり前70%OFFの物も多数ご用意しております。
こんなお得なセールも12日(月)まで!
サイズなどに限りがあるのでお早めにお得にお買い物してくださいね!
前回のブログでクリアランスセールの
「クリアランス」という言葉には
隙間以外の意味もあったと知って自分自身びっくりしました!
ず~っと クリアランス=隙間
クリアランセールは隙間が大きいセールって認識でした。(恥ずかし)
でも、わたくし達メカニックにとっては
やっぱり クリアランスは隙間!!
エンジン作業などで一番良く使う「クリアランス」という言葉は
「バルブクリアランスの調整」ではないでしょうか?
そこでバルブクリアランスの調整作業のネタにしようと思たのですが
写真が無し・・・・
バルブクリアランス調整している時は、手が結構オイリッシュになるので
写真がありませんでした
でも、何となくならってことで
これ、洗浄後のバラバラのエンジンの写真(アッパーケースやヘッド周りは写ってないけど)
これを組んでいきますが、まずは
いつものように、これから↓
ネジ山修正
ここから、写真だけ紹介して一気に飛ばしていきます。(終わらなくなるので)
クランクもラッピングして↓
ピストン・ピストンリングはWPC
ピストンピンはDLCを施工
メタルも処理済み↓
シリンダーはボーリング+プラトーホーニング
低フリクション処理を施し
ウリャーって感じで、一気に組んで
逆さになっているエンジン↓
本当は、このバルブタイミングを調整する前に
お題の「バルブクリアランスを調整」しますが
写真が・・・・・
クリアランスを測っているところはありませんが
一回きちっとカムを組んで、測定をして規定外だったら
カムをまた外して(その写真が下の写真)
カムキャップを外してカムを外すと↓
このバルブリフターの下にクリアランス調整用のシムがいます↓
磁石の先の丸いのがシム
この厚みを変えることでバルブクリアランスを調整します。
交換したシムで、もう一度きちんと組んで測定
違っていたら、このカムを外しての工程の繰り返しです。
狙ったクリアランスになるように
こうやってバルブクリアランスを調整します。
クリアランスセールにブログネタをかけるのも大変です!
そして、エンジン完成! 純正色でお色直しされたエンジン(綺麗ですね)
最後に、わたくしのちょっとした喜びを紹介
作業台のパーツ
組むごとに、減っていき
完成したときは↓
何もない!
今回のクリアランセールも
これが
作業台のパーツのように
全部、お客様の手元に行って無くならないかな~
それでは、また来週 ごきげんよ~