皆さん、こんばんわ! 一宮店の伴です。
さて今日はキャブセッティング中にクラッチが滑って中断してしまったゼファー1100。
通常、クラッチの滑りは高回転域でパワーに負けてしまった場合に起こりやすいですが
今回の症状は低回転でも負荷かけるような運転するとすぐ滑ってしまって全くアクセル開けれません。
症状的にかなり異常なのでまずは分解してみることに。
クラッチ板含めかなり摩耗がひどい状態でした。
普通に使用しててこの磨耗具合はちょっと異常。
そして原因の大本はこれ↓
カシメ部分がゆるくなってガッタガタ。
通常、ガタはありませんがこれだと正常に機能するわけありません。
他にもよく破損してるリーフスプリング。
一見すると大丈夫そうですがしっかりと亀裂が・・・・。
2枚の内、1枚は大丈夫そうです。見逃すとこでした・・・。
組み付け方も異常ありませんでしたし他に問題もなさそうなので部品は新品交換。
クラッチはFCCの強化。一番スタンダードのタイプで。
あとは組付けていきます。
操作感はそこまで重くならずに良くなったし、ニュートラルの入りも良くなりました。
レバーがすごく遠い状態でしたが、近くしても問題なくクラッチきれます。
さぁこれでキャブセッティングが再開できます。
クラッチ新品なので急全開等はさけますがセッティングはだいぶ良いとこまでもっていけてたので
もうちょいです。 がんばります!
それでは今日はこのぐらいで、また次回に!