皆さん、こんばんわ! 一宮店の伴です。
さて今回はこの車輛。「GSXR750」
85年式ぐらいになるのかな。私が小学生ぐらいのときのバイク。
今見ても新鮮というかカッコ良いです。今でもこの形好きな人多いのでは。
なかなか触る機会も少ないですが今回のご依頼は「キャブレター交換」。キャブは「FCR35」。
取付で苦労した点と言えばノーマルエアクリーナーBOXの取り外し。
写真がないですがフレームの上に張り出したこれ取れるの?って構造・・・・。
二つに割る事も出来ないし、ジェネレータ取ったりなんとか少しでも隙間作って
取れないかと試してみましたが、どうにもこうにも無理そう・・・・。
古いパーツなので出来れば壊したくなかったですが了解得て切断させてもらいました。
あとは、ハイスロ、ホルダーに薄型スイッチ。
スイッチは専用品がないので汎用品を配線加工。スロットルホルダーの径も重要です。
あんまりハイスロにするとセッティングにも影響出てくるし乗りにくくなってしまいます。
径は何種類かあるのでキャブや乗り味によって変えてます。
あとはガソリンコック。
純正でも使用できますが結構奥まったところにあり操作しにくいのと出口の向きも変えたかったので
どうせならハイフローなピンゲルに交換。
あと重要なところでいくと、できれば同時にやりたい点火系。
今回は「ウオタニ、SP2」。
俗に言う旧車と呼ばれる年代になってくると調子が悪くてキャブだキャブだと思い込んでると
点火系がダメだったなんてことは多々あります。
実際このぐらいの車輛、年式で750のRKでキャブ交換したことがありますが
高回転域で調子が出ずキャブのセッティング変えるも多少良くなってもいまいち・・・。
結局、点火系を交換したら絶好調!今までの苦労はなんだったの?なんてこともありました。
セッティングの近道にもなりますし、効果はかなり大きいと思います。
強く、同時交換をおススメします!!
あとはもうキャブのセッティング次第ですね。
メインジェットにスロージェット、ジェットニードルやパイロットスクリューにエアスクリューや加速ポンプ。
触れるところはたくさん。場合に応じて変更していきます。
ストレスなく回ることはもちろんですがアイドリングや開け始めのツキ、一定速度で走るパーシャル状態等々。
レーシングキャブだからといって乗りにくくならないような状態にしていきます。
パソコンひとつで変えれるインジェクション車も便利でもちろん良いです。
が、基本アナログ人間。。。。やっぱりキャブ車は面白い!!
っと思ってしまいました。。。。
それでは今日はこのぐらいで。 また次回に!!
「お知らせ、お知らせ」