オーリンズカートリッジの組み付け

販促部  ヒロ伊藤です。

 

オーリンズカートリッジ の組み込み
STDフロントフォークの中のカートリッジと交換します。
箱からして高級感ありますね!


カートリッジはFGK235
中身も質感十分  さすがオーリンズ


ヴァイタルさん以外で
S1000RRやR6で
装着されている車両をセットしたことがありますが
性能は申し分ないと思いますよ!
(VITALさんのR6のカートリッジは加圧式なのでちょっと違う)

 

カートリッジには黄色い札

札には「Warning」の文字↓

内容は、
サービセンターで組み込めよ!
説明書ちゃんと読めよ!って

わたくしが組んでもいいのか?
心配ご無用! 許可もらっているので大丈夫!

でも、説明書はきちんと読みます。

全部、英語ですが辞書で調べて解読します。
締め付けトルクなど重要なところには、マーカーペンでチェック!


ここから、作業開始

STDフロントフォークを分解
インナーチューブからSTDカートリッジも取り出す。

スライドメタルやシールなどを新品に交換して
下の写真のオーリンズ・カートリッジを組み込みます。


まずは、シリンダーチューブをインナーへ

このチューブを締め付けるにも道具が特殊なので

奥の六角に合う道具を製作

そして、組み付け
トルクをしっかり守って作業。

チューブがはいったので、次はカートリッジ
超重要なバルブ周りにダメージを与えないように注意して

チェックバルブなども動きをチェックしておきます。

以前製作した 道具を使用してカートリッジを
フォークに組み込みます。

爪にぴったり合うことが重要!

組み込み

規定トルクで絞めてカートリッジの装着完了!

 

あと、オイル、スプリングなど入れていきますが

その前に、トップキャップだけカートリッジのロッドにつけて

 

このフォークのフルボトムを確認

このフォークは、この位置まで沈むとバンプにタッチします。
バンプに当たってから何mmかは沈みますが
ボトムケースからシールまでの距離を控えておけば
残ストロークがわかるのでセッティングに役立ちます。

このデーターはお客様にしっかりお伝えします。

 

後、アウターの青いマークはメタルスライドの合い口の位置です。

インナー側のメタルスライドの合い口と180度ずれるように組んでおき

それが進行方向を向かないように、最終的に組み付けます。

ここから、また

作業に戻りここからは駆け足で

スプリングコンプレッサーなど使わなくても一人で簡単に
組み付けることができます。

メンテナンス性にも優れています。
バルビングの変更もメーカーで行ってくれるので助かります。

さすが、レーシングカートリッジ!

そして、完成!

後は。走行!!

それでは、また来週   ごきげんよ~

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