またまたSSTのおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

 

今日も作業ネタがないので、物を作っときます。

 

変な写真で申し訳ない・・・・↓

ねじ箱から拾ってきた M3-P0.5のボルト(4本使用)

隅っこに写っているのは、もう使っていないホイールカラー

材料はこの2種類

何を作るか?  当ててみてくださいね!

旋盤でカラーを、設計図もなしで
なんとな~く削って

ねじの頭も、旋盤を使うついでに削っておきます。


ちっこいから、削りづらい!

 

4本完成↓


ここからは、寸法が大切になってくる作業

 

90°ずらした位置に、削ったねじが入るように
M3のねじを4か所切ります。

M3・P0.5のねじ山×4 出来ました↓


これ↑は、下側

 

今度は、上側を加工

27のボックスが使えるように6角を作っていきます↓

ここは、ちょっと設計図がないと

 

わたくしの頭の中だけの寸法だとちょっと無理

 

27の道具を使いたいので、まずφ27の円↓

そこに、多角形を書きます。

 

27の円に外接する多角形

正六角形を作りたいので、六角形の内角の和は720°

よって一辺の角度120°

 

太字のキーワードを入力すると下の図が現れる!


正多角形の内角の和

小学校の算数です。 これ出来ないと、色々困ります。
普通、もう忘れてますよね!

 

わたくしは、多角形の中に何個
三角形が入るか勘定します。

三角形の内角の和は180°だから

正六角形は4つ、三角形が入るので

180×4=720

和は720  一角は6で割って120

図を描くとき、たまに必要になります。

 

小学校の算数・中学校の数学 とっても大事だったと
今になって感じております。

 

話がそれたので、もとに戻って

27のボックスの図はできたので

今度は、刃物の外径を書き入れると


センターから刃物のセンターまでの距離 24.5mm

 

よって、フライス盤でセンターを出した後

24.5mm X軸方向に物を移動させY軸方向に物を削っていく


それを、60°づつ物を回転させて6面を削っていくと


27の六角が完成。

 

ボックスが使えるようになりました。

 

あとは、ねじを取り付けて


完成!!

でも?これ何に使うかわかりませんよね!

 

これは!

オーリンズ Fフォークの↓


トップキャップを↓


取り外すための↓


SST(サービス・スペシャル・ツール)でした!

 

それでは、また来週  ごきげんよ~

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