たまには4ミニの話でも

こんばんは、川瀬です。

最近ちょくちょく聞かれたので

モンキー(Z50J)やカブ(C50,AA01)の

強化クラッチについて。

モンキーのエンジンは自動遠心クラッチを使う

スーパーカブのエンジンをベースに造られているため

カブと同じくクランクシャフトのエンド部にクラッチが直接付いています。

よってエンジンと同じ回転数であの重たいクラッチが回転しています。

ノーマルエンジンならもちろん問題有りませんが

スーパーヘッドやウルトラSEなど

ノーマルよりはるかに高回転まで回るボアアップキットを組んでしまえば

回転耐久限界を超えてしまい

クラッチはバラバラに砕けてしまうこともあります。

実際過去に何回かクラッチが砕けた実例を見ました。

この様な強力なエンジンに対応するために必要なのが

二次側強化クラッチなのです。

これは普通のスポーツバイクと同じく

クラッチをミッションシャフト側にとりつけて減速して回すため

エンジンの回転数の3分の1以下の回転数に抑える事が出来ます。

また、クランクシャフトが重たいクラッチから解放される為

パワーロスが小さくなり回転レスポンスも大幅に改善されます。

強力なエンジンを組みたい方は

必ず2次側クラッチを併用してエンジンを守りましょう。

 

それではこの辺で、

川瀬でした。

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