加工課 ヒロ伊藤です。
GPZのアッパーカウルを上下に動かすと
ガタが出ている車輌がよくあります。

ほとんどの場合はアッパーカウルステーをフレームに
固定しているボルトの緩み

↑写真のボルト、ナット
定期的にチェックをおすすめします。
しかし
中には、ボルトの緩みではなくフレーム側の取付け部が
壊れているものも・・・
それが、これ↓

これは、ちょっと損傷が激しいので切断して
新しいブロックを製作

そして、フレームに溶接

また同じ事が起こるといけないので
アッパーステー側にも細工
補助ステーを追加!

そして、色を塗って完成!

これで、安心してずっと乗ってもらう事ができると思います。
大切なバイク、ながく乗ってもらいたいですね。
手間のかかった分だけ
「愛着」
という性能が引きだされると思います。
おまけ
GPZつながりで
今週末の試乗会での車輌↓

GPZ
このデモ車の製作も
アッパーステーの取付け部からでした。


フレームが出来たら、セパハン用のアッパーカウルの
加工、位置決め
それが出来たら今度は

フレームにタンク・カウルを付けてのライン決め
マスキングテープでラインをひき塗装屋さんに
ラインを入れてもらいます。
外装を塗装屋さんにお願いしている間に
エンジンを組み

フロント周りを組み上げ↓

加工したシートレール、後ろ周りも組み

チョット気に入らなかったのでシートレールの手直し↓

そして苦労して完成した
GPZ

週末
乗れますよ!!
それでは土曜日にバイバ~イ










