きったねぇエンジンのおはなし

販促部 ヒロ伊藤です。

今日も毎度の如く
時間がなく、ネタもなく
しかも今回は、携帯のカメラも壊れるという
まさに、トリプルパンチで失神KO負け寸前ですが

こいつに助けてもらいます。↓


どっかの、きったねぇモトクロッサーのエンジンです。

綺麗に洗車して?綺麗にしたつもり?で作業に取り掛かっても
このありさま・・・・・↓


砂まるけ!

モトクロスコースで走ったエンジンですが
モトクロスは毎回走る条件が違うし、雨が降るとぐちゃぐちゃになるし
色んな所に砂や泥が侵入するし

ずーと携わってきたロードレースと違って
とっても野蛮なスポーツというかカテゴリーです!

でも、それが面白いんだけど!!

とにかく、きったねぇエンジンを清掃↓

掃除機とブラシで


綺麗になったところで
作業開始ですが、写真でわかるかな~

このYZのエンジンは、後方排気なんですよ
後ろ側(写真では右側)にEXスタッドが見えますよね
INとEXが逆なんですよ

いつもと、違うから注意して組まないと
INとEXを間違えちゃうかも
ピストンの向きとかも

でも、この後方排気
インテークが前で排気が後ろの構造は、モトクロッサーには
理にかなっていると思いました。

前にスペースがあることで、インテークをダウンドラフト形状にもできて
吸気がダイレクトにスムーズにいくようになるし

バルブを立てることが出来るから、燃焼室を小さくでき
高圧縮のエンジンが出来ますよね

写真の右側が進行方向で(バイクの前側)
インテークがダウンドラフトになってますね↓
混合気が勢いよく(スムーズに)
入っていく感じがありますよね


このヘッドを見ただけで、バルブの挟み角も狭いのがわかります。

この高圧縮エンジンを、これから作業します。
時々、ネタに困ったら報告します。

気難しいチタンバルブなんかも!

でも、なんで?
わたくしが掃除しなきゃいけないの?

しゃぼん玉の怪奇現象の一つです!

それでは、また来週 ごきげんよ~

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