いい思い出? 青ニンジャのおはなし

販促部    ヒロ伊藤です。

 

何年も前に製作したGPZ900R↓
試乗会などでも活躍したGPZ

 

そのGPZ、ただいま整備中なのですが

たまたま
それとは別に、パソコンの具合が悪く・・・
ごそごそしていたら、偶然
このGPZの写真が出てきたので紹介しますね!

 

この車両を製作するにあたり
セパハン・シングルシートでアッパーカウルは下げた位置に移設
そして、オリジナルのカウルを装着
このコンセプトでスタートしました!
でも!簡単じゃないよ・・・・

今も昔も変わらず無茶を言う人がしゃぼん玉には
いっぱいいるので・・・・

言っとくけど
「言うのは簡単! やるのは大変!」

覚えといてくださいね!! マジで!

 

まずは、全バラにしてアッパーカウルを移設するためのステーを
フレームに溶接

完成したフレームを色塗りに出している間に
外装も色塗りへ

 

わたくしは、その間にエンジンに着手(ちょっとだけ紹介)

クランクをラッピングしたり

コンロッドの締め付け↓
かたがないように、シクネスゲージで隙間をなくして締め付け

ヘッドもきっちりO/Hして


GPZの弱点のロッカーアーム
ついていたロッカーアーム↓

高年式のチップ付に交換 それがこれ↓


これらを、きっちり組み上げる!!

 

エンジン作業していると

フレームや下塗りを終えた外装が戻ってくるので

一度、フレームに外装をつけてラインの位置を決めていきます。

エンジンやっては、車体やって・・・・結構大変です・・・・

 


それにしても、きれいなブルーです
そして
セパハンが付くように、いい感じに
アッパーカウルの位置が下がっています。

マスキングテープでラインの位置を決める塗装屋さんの大将

ラインの位置など、決まれば外装はもう一度
塗装屋さんのもとへ

 

その間
外装が完成する前に、エンジンを仕上げて車体もある程度
形にしておきます

だいたい、やってくうちに
「ここ、もっとこうしよう!・こうしてみたら?」
って簡単に言う人がいるので

 

シートレールの位置をもっと上げることに

ここで

毎年のことではあるけれど、ショーの搬入日は決まっていて
この段階で、おそらく搬入日の3日前ぐらい・・・・

 

それでも、シートレール加工  ウソでしょ!


考えている暇はないので、とにかくカット!

位置を上げて溶接

マフラーステーなんかも製作
マフラーの位置をみながら

間単に溶接棒で、大体の曲げの形をつかんで

これを見本に↓


パイプを曲げていきます


そして、溶接して色を塗ってこんな感じ↓

つまみ・つまみの写真で、見ている方には申し訳ないが

こんなに、モーターサイクルショー車両の写真が残っているのは奇跡ですよ!

 

だって
いつも、搬入日までに時間がなく写真をとらず勢いで仕上げていく・・・
そして、わたくし殺気だってきて誰も近寄らなくなる・・・・
だから、写真がない・・・・

 

 

そして、搬入日1日前にスクリーンが到着して取付

完成!!

あとは、搬入?

 

ここで、またでた・・・・・

「スクリーン、なんか長くない・・・切ろうか?」

 

もう、
「イエッサー」
と言うしかない、わたくし・・・・

 

搬入日当日の朝

カット!!

そして、今度は本当に完成!

こんな、感じに作ったのが
ただいま整備中のGPZです。

 

この年は、カタナ・ゼファーとこのGPZの3台を
モーターサイクルショーに出したので大変でしたが

今となっては
いい思い出?です。

 

絶対、そのはずです。

 

それでは、また来週 バイバ~イ

 

 

 

 

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