販促部 ヒロ伊藤です。
本当に、最近めちゃくちゃ多くなりました!
ミッションやシフト操作に関する問い合わせが!!
そして、わたくしが
まず決まって、お客様にお願いすることは
「愛車を試乗させてください」です。
それは、お客様の感じる不具合の
「現象の確認と再現」のためです。
そして、それから
「故障か否かの判断」をします。
故障と判断すれば
「故障個所・原因を推定」します。
これは、今までの経験・構造や作動に関する知識・過去の事例などを
元に推測していきます。
ここでは、車輛の使用状況やライダーさんの「クセ」何かで
影響が出ていないかも判断していきます。
その推測を元に
「故障推定箇所の点検・整備」
ここからが実際の修理作業
今回も、このような手順で試運転から
スタートして
症状は「振動が一瞬出る」
不具合は「ギア抜け」によるもの
原因は「ミッション」
まあ
よくあるトラブルです。
今回は、ミッションの不具合によるギア抜け
のお手本のような写真が撮れたので紹介します
ミッションのダボの部分がNGですね
機構側も↓
よく見ると↓
シフトドラムもかけて
ミッションとシフトドラムがこの状態なら
当然
シフトフォークもアウト
ちなみに、このシフトドラム・シフトフォークは
カワサキの多くは車上で交換出来ます↓
今回は、ミッションもNGなので
エンジンを降ろしての作業です。
エンジンをのロアケースを外して
ミッションもバラシ
単体でチェックすると
だいぶ痛んでますね・・・・・
新品パーツが来たら、並べて写真を撮って紹介します
今回は、正しい手順で進めないと
「まったく見当違いな修理をしかねない。」
ということと
まずは、現象の確認のために
「試乗させてください」
という内容でした。
試乗が危険と判断したら
シャーシダイナモも活用しています。
それでは、また来週ごきげんよ~