大磨き大会のおはなし

販促部  ヒロ伊藤です。

今日は、カムシャフトの大磨き大会の模様です。

前回のブログでは
アユ釣り大会の敗北の模様をお伝えしたので

今回の、カムシャフト磨き大会は、勝ちたいものです。
(勝ち負けがあるか?知らんけど!)

カムシャフトを取り外すと↓


多くの場合、このように当たりが悪い所があります。

これを磨いていくんですけど、こんな感じに↓

磨いたカムシャフトと磨く前のカムシャフトを比べると↓


上、磨いた物 下、磨く前の物

旋盤を使用して、磨くのですが↓

結構、大変で・・・・

時間がかかります。

でも、このぐらいでは
タイトルの「大磨き大会」にはなりませんね・・・・・

大磨き大会
大会と言うぐらいなら

このぐらいは、磨かないと!

計10本   5台分

このぐらい、磨くと

磨きごたえがありますよ!



これはもう「大会」と呼ぶにふさわしいと思いませんか?

そして、わたくしの「勝ち」って感じです!(なんのこっちゃですが)

でも、実際

「勝ち」とか言ってるから所詮
「自己満足に過ぎず、効果が無いんじゃないの」って思う方もいますよね

磨かずに
そのまま組んでも、 エンジンが壊れるか?

そんなことは無いと思います。

でも、せっかくO/Hするなら
少しでも摺動抵抗を減らす努力したいですし
ファインチューンは心がけたいです。

ラッピングは

フリクションロスの低減・摩耗削減に効果があると思います。

公道仕様の場合
普通、O/Hしたら何年も乗り続けて、もしかしたら
もうエンジンは開けないかもしれません。

しかし
レーサーは、何回もエンジンを開けるので体感したのですが
再度、エンジンをバラスと
ラッピングを施したカムシャフトは
当たりが全然違うように感じました。
正直、全然違います!!

今回は、カムシャフトにフォーカスをあてましたが

カムシャフトだけではダメで
カムシャフトまわり

カムの軸受けやリフターも処理します


赤やじるし部がカムの軸受け

青丸がリフター 写り込んでいるのは心霊写真ではなく
わたくし

リフターも、このぐらい磨きます↓

リフターは、中心から少しズレたところを
カムに押されることにより

周りながら上下するので、ココのフリクションの低減も重要!!

(カムが中心からズレたところを押しリフターが回転するのは
一点だとそこだけが摩耗するのを防ぐため)

軸受けのキャップの方も↓

ここまでやって組み付けます↓

ねぇ!

今日は、大磨き大会だったでしょ!

それでは、また来週  ごきげんよ~

 

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