毎度です、川瀬です。
今回はカスタムについてちょっと真面目なお話です。
そもそもバイクのカスタムとは何なのか?
私自身はフルノーマルが(問題が起こらないという意味において)一番良いと思っていますが
フルノーマルで乗り続けた車両はほぼありません。
これはよく誤解もしくは曲解されている場合が多いのですが
フルノーマルが「最高」なのはMotoGPのワークスマシンだけです。
量産市販車が多くの開発時間や開発資金を投入されるのは
開発コンセプトに対して最大限の妥協点を作る為であり
全てを最高(最適)の素材で作られるワークスマシンと同じ意味で「最高」とは言えないからです。
だからと言ってノーマルがダメだと言いたいわけではもちろんありません。
ノーマルパーツは非常に「バランスに配慮された」選定がされています。
このバランスとはコンセプト、仮想ターゲットユーザー、コストの3つが関わります。
まあワークスレーサーを引き合いに出すのは少々極端かもしれませんが
カスタムとは目的が明確で法律に沿っているならば
積極的に取り組んで行くべきだと個人的に考えています。
この話は複雑で長いので続きはまたいずれ。
それではこの辺で、
川瀬でした。