毎度です、川瀬です。
今回は前回の続きのような内容ですが
サスペンションについてです。
前回私は基本的にフルノーマルが(不都合がないという意味で)一番いいと書きましたが
この例外の一つがリアサスペンションです。
50cc以外のほとんど全てのバイクは乗車定員2名で作られていますよね。
そうすると車両メーカーは当然人間2人分の重さが乗る事を前提に車体もサスも設定せざるを得ません。
これは「ほぼ2人乗りなんかしないだろう」大型スーパースポーツでも同様です。
そう、ほぼ全てのバイクはノーマルでは「バネが硬すぎる」のです。
極端な話純正サスは「2人乗り用の物をセッティングを誤魔化して無理やり合わせてある」わけです。
この結果どうやっても1人乗りではショックアブソーバーのストロークを有効に使うことができず
乗り心地も走行性能も妥協せざるを得ないのです。
これが「最適化」と「最高」の違いである、というのが私の考えであり
フルノーマルでは絶対に「最高」には到達できないという根拠の1つでもあります。
ただ、これは純正に不満がある方だけが気にする所であり
純正で問題ないように作ってあるのだから「ノーマルで全然OK」なら変える必要はありません。
あくまでも「最高」を求めるのは自己満足以外何物でもないのは間違いないですからね。
今回はここまでです。