オフロードに行くなら。オイル編

毎度です、川瀬です。

今回はオフロードに適したオイル選びのお話。

モトクロスコースは別にして

林道ツーリングやエンデユーロレースはかなりエンジンオイルに厳しく

いわゆるシビアコンディションに該当する使い方になります。

何しろ1速か2速を多用する(3速以上はほとんど使うチャンスが無い)上に

スピードも20km/h付近が多く、難所になると歩くより遅い速度でエンジンをぶん回します。

空冷のセローやKLX230系はめちゃくちゃオイルの温度が上がるわけです。

私は普段は純正オイルで殆どの状況は(サーキットやコース以外)問題ないと考えていますが

オフロードツーリングは純正オイルよりも高い耐熱性、高温油膜保持性があったほうがいいです。

個人的にここが最高だったのがPANOLINの4T RACEだったのですが無くなっちゃったので

現在の個人的オススメ品(オフロードツーリングメイン)が

MOTY’S M151H

これは回り方はちょっと重い感じがありますがその分油膜は凄そうです。

MOTY’Sの中でも耐熱を強く謳っているグレードなので街乗りが多い方もオススメです。

高温耐性型の中でも寿命の長さが魅力です。

 

次にRESPO R+

やはり高温に強くMOTY’Sよりも回り方が軽いです。

空冷だと寿命はMOTY’Sより短く感じるのですが気持ちよく走りたい方向け。

 

コスパの良さではこのASH PSE。

半合成なので空冷でも使いやすく寿命も十分長いです。

 

上記はあくまで私の個人的なオススメですが

どんなオイルを使ってもシビアコンディションがオイルに厳しい事実は変わりませんので

なるべく早めの交換がエンジンの健康寿命を延ばす秘訣ですね。

高温耐性が良いというのは、油温がかなり高い時でも油膜が安定して保たれるという意味で

高温にさらされ続けても劣化しないということではないので。

人間に例えれば熱い風呂に平気で入れる人でも入り続けてれば結局体を壊しますしね。

それではこの辺で、

川瀬でした。

 



 

 

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